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会長の部屋

令和5年(2023年)年頭ご挨拶

 
                  
             

新年あけましておめでとうございます。

 看護連盟活動に平素からご理解・ご支援・ご協力をいただき心から感謝申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 昨年は第26回参議院選挙があり、看護職能代表として友納理緒氏が、自民党から公認を受け全国比例候補として短期決戦のもと、47都道府県看護連盟会員の力を結集し、見事当選いたしました。
 私たち看護職者は保健師助産師看護師法を中心とした法律に基づき看護業務を実践しています。少子高齢多死社会が進む中で保健・医療・福祉を巡る環境もどんどん変化しています。ライフパートナーとして看護が国民に役立つ存在であるためには、私たちの声を立法府に届け制度を現実に照らしたものに改正したり、つくっていく必要があります。看護職の国会議員を選挙で立法府に送る根拠はそこにあります。友納議員が新たに加わり4人の看護職国会議員が益々活躍されることに対し、しっかりと支援してまいりましょう。

 長い間の懸案事項であった看護職の処遇改善について公的価格評価検討委員会において2022年2月〜9月までは補助金、10月からは診療報酬看護職員処遇改善評価料として、一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職の処遇改善が始まりました。
 また、国家公務員医療職俸給表(三)級別標準職務表見直し内容が、11月18日公表(改正人事院規則の公布)され「公的価格評価検討委員会の『中間整理』(令和3年12月)において『すべての職場における看護師のキャリアアップに伴う処遇改善のあり方 について検討すべき』とされたことを踏まえ」(人事院資料)て実施されました。注視しながら処遇改善の実現を目指しましょう。
 4月には統一地方選挙が行われ、看護職能代表議員はより身近な現場の声を議会に届け、住みよい岡山県を目指します。長期にわたりコロナウイルス感染症と対峙し、困難な業務の中で看護職が果たした役割に対し各方面から感謝の声が寄せられ、期待が高まっています。この声に責任を持ち看護の機能を充実させる為にも、選挙で私たちの代表を県議会や市議会に送る活動を進めてまいりましょう。
 連盟会員の皆様とともに、大きく飛躍できる年になることを祈念して年頭のご挨拶といたします。

 
                         岡山県看護連盟  会長  井上 純子
 
 
                        
             

10月(神無月)のご挨拶

 10月を迎え、やっと秋らしくなってきたと感じるのも束の間、天気予報は急に寒くなることを伝えています。会員の皆様、体調管理に十分気を付けて過ごしてまいりましょう。
 9月27日にあべ元総理の国葬がありました。賛成・反対の議論がある中、我が国の発展に尽くされた功績に対し厳粛に執り行われました。10月3日から開催の国会で統一教会(旧名)と国会議員の関係性等について議論され、岸田総理からの説明も行われるものと思います。
 激動の時代、しっかりと物事の是非を考えていきたいものです。
 コロナウィルス感染症の7波のピークが過ぎ、Withコロナということで市民生活もコロナ以前に帰ってきているなと感じることができるようになってきました。そこで9月末から支部長さんに調整していただき施設訪問を開始しました。やはり対面で会話ができることの醍醐味を感じています。日ごろの活動への感謝とともに連盟の意義や会員増への協力お願いをする中で、施設ごとの実態をお聞きしています。2月まで全支部を訪問させて頂きますのでよろしくお願いします。


9月(長月)のご挨拶

 モンスーン地帯である日本の夏は高温多湿が当たり前とは言え、今年は非常に厳しい毎日が続きました。9月の声とともに朝夕の冷気を待ち望むこの頃ですが、会員の皆様体調管理はいかがでしょうか。
 新型コロナ感染症への対応で看護の現場は厳しさを増していることに加え、夏の疲れが出るころです。どうぞお身体ご自愛のうえご活躍いただきたいと願っています。
 新型コロナ感染者の療養期間は現在、症状がある人は原則10日間、症状がない人は7日間ですが、新型コロナの“第7波”で感染者数が高止まりし、社会・経済活動などへの影響が出ていることから、政府は、症状がある人は「7日間」、症状がない人は「5日間」にそれぞれ短縮する方向で検討し、全数調査にしても各県の自主性にゆだねる方向となってきています。
 コロナ対策の中枢を担っていく大事なポストである厚労大臣に岡山県選出の加藤勝信先生が3回目の登壇ということでご活躍中です。私たちにとっても力強く、看護関係の事柄についても今後ともお力を貸していただけるものと期待しています。
 政府は今年6月7日、「新しい資本主義のグランドデザインおよび実行計画」を閣議決定し看護師の処遇改善について、すべての職場の看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の在り方を検討することを明記しました。まずはこの10月から新型コロナウイルス感染症の治療など一定の機能を持つ医療機関に限り介護・診療報酬等で対応することになっています。
 看護の現場を預かる看護管理者の皆様をはじめ私たち看護職が一丸となって処遇改善へ向け頑張ってまいりましょう。


8月(葉月)のご挨拶

 暑中お見舞い申し上げます。
 本格的な猛暑が続く中、会員の皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 一日も早いコロナの収束を願う人々の声を知ってか知らずか、新型コロナウイルスは次々と変異し、感染者数はうなぎのぼりといった有様で、保健・医療・福祉の最前線で働いておられる皆様の心労はいかばかりかと拝察いたします。どうぞお身体ご自愛ください。
 さて、暑い夏の最中に行われた第26回参議院選挙では、私たち看護職能代表の全国比例候補者「とものうりお」が自由民主党全国比例当選者18人中11位で当選を果たしました。新人で地名度が低いうえに選挙期間が短期間であったというハンデにも拘らず、見事174,335票を獲得しました。
 会員の皆様、そしてご支援をいただいた多くの方々のご支援ご協力の賜物と感謝申し上げます。ありがとうございました。
 岡山県看護連盟は47都道府県中会員数も多く3年ごとに行われる参議院選挙では多くの票を獲得してまいりました。第23回:8,260票、第24回:6,955票、第25回:8,260票獲得してきましたが、今回は5,404票と約3,000票足らず票を減らしました。
 票を大きく減らした要因分析を行い次回に備えることが大切であると痛感しています。とは言え私の経験不足に起因することも大きく、しっかりと振り返りを行い頑張ってまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。


文月(7月)のご挨拶

 梅雨明けの厳しい暑さの候となりました。
 新採用看護職員の方も職場環境に慣れたころでしょうか。
毎日の看護業務でお忙しい中でも看護連盟活動にご協力をいただいていることに心から感謝申し上げます。
 新型コロナ感染症の発生数も落ち着いてきだしましたが、油断は禁物です。そのような状況の中で6月22日に第26回参議院選挙の公示がされ、7月10日の投開票日に向け決戦の火ぶたが切られました。看護職能代表候補者「友納りお」氏をしっかり応援してまいりましょう。
 6月の会長の部屋で自由民主党と看護連盟の関係について振り返ってみました。その続きについて記してみたいと思います。
 昭和45年、私たちの大先輩である石本茂先生の入党と、昭和53年の参院選全国区選挙に比例代表制が導入され自民党との関係が深くなりました。さらに昭和57年、看護連盟組織そのものが自民党職域支部として、自民党の組織のもとに参入しました。これらのことから連盟は、代表の選挙において自民党の強力な支援を得ると同時に、自民党に対する貢献に努力してまいりました。
 また、公明党岡山県本部との関係ですが、平成17年、あべ俊子氏の選挙の際、岡山県代表を訪問し、あべ俊子の応援を依頼したところ、快諾をいただいて以来の交友関係が続いています。
 岡山県看護連盟のこれまで62年間に及ぶ活動の中で自由民主党や公明党との関係について振り返ってみました。私達は看護職の団体として過去から現在そして未来にわたりより良い看護が提供できるよう看護の課題を仕組みから考えチェンジすべきはしっかりと訴えていく団体であるためにもしっかりと選挙に向き合ってまいりましょう。

水無月(6月)のご挨拶

 入梅の候となりました。
 会員の皆様には日夜、看護業務でお忙しい中、看護連盟活動にご理解ご協力をいただいていることに対し心から感謝申し上げます。
 月日が経つのは早いものでこの6月で1年の前半は終わりとなります。今月は22日に第26回参議院選挙の公示が予定されています。公示後は7月10日に予定されています投開票の前日までが選挙活動期間となり、期日前投票の期間となります。組織内候補予定者で自由民主党公認の「友納りお」さんをしっかり応援してまいりましょう。
 この時期だからこそ自由民主党と看護連盟の関係について振り返ってみたいと思います。私たちの大先輩である石本茂先生の入党によって、自由民主党は陳情請願の対象だけではなく、自民党参議院議員石本茂氏の支援母体として自民党に深くかかわることになりました。
 昭和43年第8回参院選で石本茂議員が落選し反省と再出発を目指して検討する中、党に対する意識調査では支持政党なしがトップで既成政党への不信感が強いことがわかりました。そのため無所属で次回出馬を予定していましたが、昭和45年5月、看護制度の抜本的改正との関連で自民党に招かれて話し合った際、「石本協会長を入党させないのであれば看護問題に詳しい他の看護職を対抗馬として立てる考えがある」ことが判明しました。
 急遽、協会・連盟の役員会を開き「看護制度確立のために」を前提として与党入党の方向付けがなされ、協会・連盟とも臨時総会を開催し石本先生の入党が圧倒的賛成で可決されました。
 自民党員となった石本先生は政務調査会の社会・労働・文教・自治の部会に入り、同僚議員たちに看護の実態を知ってもらうためにたびたび発言をしました。しかし看護の現状を知っている議員はだれもおらず、一人で叫び続けていた時「仲間をつくりなさい」との助言を得て「看護技術者対策議員連盟(看議連)」が誕生しました。
 このことがきっかけとなり看護に理解を示す議員が増えるとともに、協会・連盟との交流が深くなりました。その後名称を「看護問題対策議員連盟」に変更し、看議連総会では陳情の機会を設けてもらい日看協・日看連の両会長他団体の代表が参加し、毎年看護問題について陳情をしています。看議連会長は今年度から加藤勝信先生が務められ副会長にあべ俊子先生、幹事長は高階恵美子先生、幹事は石田まさひろ先生その他12名、看議連会員総数は290名(衆議院219、参議院71)という大きな会になっており、石本茂先生が一人で看護の現状を叫んでいた時から現在は多くの理解者を得ることができるようになりました。
 連盟会員の政治活動・選挙活動の成果とも言えるものですが、これで良しということは決してありません。まだまだすべきことはいっぱいあります。その最たるものは私たちの代表を国会に送ることです。共に頑張ってまいりましょう。自由民主党との関係等については次回も引き続きお伝えしたいと思います。
 時節柄ご自愛ください。


皐月(5月)のご挨拶

 風薫る5月となりました。
 会員の皆様にはお元気でお過ごしのことと拝察いたします。いつも連盟活動に心を寄せていただきご支援・ご協力を賜っていること、心から感謝申し上げます。
 さて、ウクライナ状況は改善が見られず、先日は知床クルーズ観光での悲惨な事故のニュースが飛び込み暗澹たる気持ちにさせられるなか、一つの光が差すようなニュースがありました。世界最高齢の田中カ子さんが4月25日119歳で亡くなられたというものです。
 明治から令和まで5つの時代を生き「存命中の世界最高齢」としてギネス世界記録に認定された田中さんは100歳を過ぎたころから高齢者施設で暮らしておられましたが、19歳で結婚し世界大戦時は一人でうどん店を切り盛りするなど、激動の時代を生き抜いてこられました。コーラやチョコレートが大好きで誰からも愛され、いつも輪の中心にいる人だったとひ孫の方がツイッターで発信しておられます。私は、その年齢と人生の一端に触れ人間って素晴らしい、119歳まで元気で生きられるなら自分はまだまだ若いんだ❢と感心しました。
 第26回参議院議員選挙組織内候補予定者「とものう りお」さんが、4月4~5日に岡山入りし16施設と企業を訪問をし、逢沢一郎事務所で集会を持っていただきました。その時の様子を連盟ホームページにアップしていますのでご覧いただきたいと思います。
 いよいよ5月23日には「とものうりお決起大会」をコンベンションホールで開催します。万障繰り合わせて、ご参加いただくことを願っています。
 看護が社会的基盤を支える職業としてさらに前進していくために、看護協会員の中で政治の大切さを知っている看護職(まさにダブルハートを持っている連盟会員)の団結力を示していきましょう。

卯月(4月)のご挨拶

 野に山に生命の息吹が感じられる季節となり、桜をはじめチューリップ、ヒヤシンス等々まさに百花繚乱の時を迎えました。
 このような自然の躍動を打ち壊すロシア軍によるウクライナ襲撃が2月24日に始まって以来停戦協定の行方が見えません。 
 コロナウイルス感染症との戦いが2年を超えるなかで、ウイルスではなく人類による暴挙は私たちの気持ちを暗澹たるものにしてしまいます。一日も早く安心して安全な生活ができるよう祈るばかりです。
 政治は私たちの生活外にあるのではなく生活そのものであり看護を切り口とした毎日の積み重ねが連盟活動だと考えます。
会員の皆様には年度初めで公私共にお忙しい毎日をお過ごしのなか、連盟活動にご理解、ご協力をいただき大変感謝申し上げます。
 さて、7月10日に予定されている第26回参議院議員選挙組織内候補予定者として「とものう りお」さんが決定し、4月4~5日に岡山入りし施設訪問をします。すべての会員施設にはお伺いできませんが、「とものう りお」さんの人柄に触れてほしいと思います。
 5月23日には決起大会をコンベンションホールで予定していますので、ぜひともご参加いただきますようお願いします。
 今回の選挙は、看護職の処遇改善実現のための負けられない選挙です。看護が社会的基盤を支える職業だという社会的な理解や後押しがあって岸田総理の強い意向で政府が看護職員の処遇改善に乗り出したともいえます。このようなチャンスは2度とないかもしれません。
 後援会名簿の作成を会員一人一人にお願いをしていますが「とものう りお」さんの知名度はまだまだこれからです。連盟会員全員の力で知名度を上げる後援会活動をしっかりしてまいりましょう。


弥生(3月)のご挨拶

 皆様、こんにちは
 月日の経つのは早いものではや3月を迎えました。気象のうえでは今日から春です。公私共にお忙しい日々をお過ごしの中で、連盟活動にご協力をいただき大変感謝申し上げます。
 3月は卒業式シーズンでもありますが、このところコロナ禍で連盟にも出席依頼をいただいていた学校からもメッセージのみでというご案内が届いています。
 栄えある卒業式に出席し、学業を終えたことを共に喜び、就業先での頑張りにエールを送りたいところですが、密を避ける観点から叶いません。これからの看護界を担う卒業生の皆様に心から祝意をお伝えしたいと思います。
 卒業生の皆様には就業先で様々なことが待ち受けていると思いますが、一旦は解放感に浸りホッとする時間を持ってほしいものです。そして就業されたら看護連盟に加入していただき、生活の中の医療、看護の課題をキャッチし、声を上げ地方政治に国政に反映させていくという活動を私たちと共に取り組んでまいりましょう。
 さて、2021年度日本看護連盟通常総会が2月25日開催され、7月10日に予定されている第26回参議院議員選挙組織内候補予定者が決定しました。前日本看護協会参与の「とものう りお」さんです。後援会入会促進をはじめとした後援会活動が始まります。
 言うまでもなく参議院は良識の府と呼ばれ議員任期6年間でじっくりと政策を話し合うことができるため、さまざまな職能団体が代表を送り出す活動を活発にしています。まず、代表を国会に送り出すため「看護職なら選挙に行こう!」を合言葉に頑張ってまいりましょう。


如月(2月)のご挨拶

 皆様こんにちは。
 月日の経つのは早いもので、もう2月となりました。寒かった冬に別れを告げ、梅の蕾みがふくらみ始め、吹く風も心なしか春の訪れを感じさせるようになりました。
 今年の干支は「壬寅」で、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力にあふれ、華々しく生まれる年になると言われています。
 2022年は第26回参議院議員選挙が7月10日に予定されています。看護の代表を国会に送り出すこと、また県議会議員選挙が2023年4月に予定されており、福田つかさ代表の再選を実現することなど大きな目標があります。
 干支にちなんだ結果が出せるよう会員の皆様と力を合わせて活動していきたいと念じています。
 本部はもちろんのこと支部の方でも今年度の総括をして、新年度活動計画を立てていらっしゃると思います。2年を超えたコロナ禍との戦いで、従来のような対面を主とした活動ができません。その代わりにDX革命がわが国で進められていますが、我が連盟も時代の波に遅れないよう、ITをうまく使いながら、情報共有や絆を深めていきたいと思います。
 知恵を出しあいながら活動の充実を図ってまいりましょう。

新年(1月)のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様におかれましては清々しい年明けをお迎えのことと拝察いたします。
 2年に及ぶ新型コロナウイルス感染症の影響により医療現場をはじめ、私たちの日常生活は全般にわたり大きく変化いたしました。幸いなことに感染者数はぐっと減ってきていますが、新たなオミクロン株がどんな影響を及ぼすか未知な部分があり、まだまだ予断を許しません。
 本年が保健、医療、福祉の最前線で頑張っておられる会員の皆様にとって、幸いな年となりますよう心からお祈りいたします。
 さて、私事ですが、通勤途上、NHKラジオ番組を聞いています。歳末の5日間だけの特別番組「今日を生きる言葉、ビタミンフレーズ」という番組に出会いました。この番組はラジオで聞く「詩集」。一日の始まり、詩人がつむいだまぶしい言葉から、きょうの元気をもらっていきましょう、というものです。その中の一つを紹介いたします。
 「さえない一日を変えること」についてかたったことば。変わり映えせず、漫然と過ぎ行く日々。苛立ちを抑えられなくなる時間。そんな時、詩人は自分の心とどう向き合ったのでしょうか。気分のさえない一日を晴れやかに変える詩の紹介がありました。田中冬二「新しい靴下」長い銀行勤めで心がいらつく場面に出会ったとき、きょうは新しい靴下を履いてきたんだということに思いを巡らせ、履き心地の良い感触に癒されていく様をうたっています。
 私達の生活も日々変化があり心がざわつくときもありますが、自分なりに「ビタミンフレーズ」を見つけ日々を過ごしていきたいと思った次第です。
 本年も連盟活動へのご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

              


12月(師走)のご挨拶

 早いもので師も走るという12月になりました。
 皆様今年はどんな年だったでしょうか。相変わらずコロナウイルス感染症と向き合う毎日で、身も心もくたくただったのではないかと心配しています。
 医療者である看護職は、ほかの人と比べて行動制限が厳しく課せられ、外出にも気を遣うことが多かったと思います。
 10月下旬ごろから感染者数が減少しだし、このまま収束に向かってくれればと祈る気持ちでいっぱいです。なぜこんなに減ってきたのか確定的なことは分かりませんが、日本人の几帳面さや順法精神、清潔な暮らしぶり等々がワクチン接種や基本的感染予防の実施と相まって効果を上げているのかと考えたりしています。
 そんな状況下で、連盟として大きく変わった点は、SNSを使った情報伝達・連絡網が機能しだしたということです。対面ですべて行っていたコロナ以前の状態から、必要に迫られ大きく変わりました。遠隔地にあってもズームで会議や研修ができるという便利さも手に入れることができました。ただ、この方法は万能ではなく、対面でないとかなわない面もあります。
 選択肢が増えたと考えアフターコロナとなっても、上手に方法を使い分けながら、連盟会員同士のネットワークの網の目を密にして、暮らしの中の政治と看護について考え実行していきましょう。


11月(霜月)のご挨拶

 第49回衆議院議員選挙が終わりました。
 連盟会員の皆様には、いろいろご協力いただきありがとうございました。
 全465議席の当選者のうち自民党は過半数を超える259議席を獲得し国会運営を主導できる絶対安定多数に単独で達する結果となりました。
 岡山県看護連盟の選挙体制組織を1区から5区の班体制として取り組みました。県幹事と支部長が中心となり、会員の皆さんが電話作戦を中心にしっかり活動していただき、推薦する候補者全員がバッチを外すことなく再び国政で活躍していただける結果となりました。本当にありがとうございました。
 ただ、第3選挙区においては相手候補が4年間着々と先代が築いた後援会組織をフルに活用し浸透を図っていたことにより、日ごろの阿部先生の活躍が充分浸透せず、惜しくも小選挙区で勝利することができませんでした。第48回で59,488票だったものが今回54,930票で▲4,558票を減らした結果となりました。
 しかし、先生は気丈にも気持ちをさっと切り替えて、比例当選であっても皆さんから受けたご恩は政策でお返しする。次回は女性のプライドをかけてリベンジを果たしていくことを宣言され、次の日から街頭に立たれています。
 残念なことばかりではなく、中国ブロック比例単独候補として高階恵美子先生が当選したという嬉しい知らせがありました。
 これから2人の先生がしっかりと国政に声を届け、制度作りに貢献していただけるものと期待しています。
 ただ、政治分野の男女共同参画推進法が施行されて初となった今回の衆院選で、当選した女性は45人。今回の当選者465議席中、女性の占める割合は実に9.7%です。そのうち自由民主党は259人中20人で7.7%といった少なさです。看護・介護・保育など女性が大半を占める職場の声が届かない。また、生活者としての声が反映されないことは大きな課題です。男女が共に支えあってこの世の中を住みやすいものにするためには、もっともっと女性の声を国政に届けなければなりません。
 あべ俊子、たかがい恵美子両議員の政治活動をしっかりサポートできるよう連盟もレベルアップしなければとの思いを強くした選挙結果でした。
 会員の皆様とともに頑張る所存です。よろしくお願いします。



10月(神無月)のご挨拶

 お彼岸を過ぎ朝夕は過ごしやすくなったかと思う間もなく、早、10月になりました。「光陰矢の如し」を実感する今日この頃ですが、会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。
 新型コロナウイルス感染症の患者数が減ってきていますが、まだまだ医療現場が落ち行いた状態になるには程遠い現実です。
 そんな中、9月29日自民党総裁選があり、岸田新総裁が誕生しました。あべ俊子議員は河野候補の推薦人として頑張っていましたが、残念ながら次点という結果に終わりました。引き続き「命、暮らし一番」を政治テーマとした活動を今後も続けていくため3区内はもちろん各地域を元気に駆け巡っておられます。
 さて、8月の末、会員から連盟事務所に1通のメールが届きました。内容はコロナ患者に接する医療者への岡山県の補助金である危険手当が7月末日をもって終了することに対するやるせない気持ちを訴えたものでした。調べてみますと確かに7月末日で終了という通知がされており、何とかならないかと福田県議、あべ先生に連絡を取ると同時にWebで実態調査を行いました。
 あべ先生は知事と保健福祉部長に電話、福田議員は議会関係委員会に働きかけるとともに議会一般質問で補助金の復活を県に促しましたが、すぐに復活という返事は引き出すことはできませんでした。
 コロナ禍で医療者はコロナ患者と直接に接することがなくても、それぞれに長期間にわたり頑張っているし、大変な思いをしていることは確かです。しかしこの危険手当は治療法が確立していない中、防護服をつけて危険な勤務に従事していることに対する手当ですので今後も粘り強く訴えていきたいと考えています。
 毎日毎日の積み重ねの中に選挙活動が入っていると石本茂先生は言われました。身近なことを大切に、行動に移すことで看護の連帯感をもとにした連盟活動に今後も取り組んでまいりたいと思います。皆様のご支援ご協力をお願いします。






9月(長月)のご挨拶

 処暑を過ぎたとはいえ、厳しい暑さが続いています。会員の皆様、夏の疲れが出ていないでしょうか。 
 新型コロナウイルス感染症との長期にわたる戦いは、なかなか出口が見えません。看護職は、常に最前線に立ち緊張感をもって業務を遂行しています。
 そんな中、会員から新型コロナウイルス感染症入院患者の身体に直接接触する業務を行う医療従事者に支給される危険手当が7月末で終了するという情報が寄せられました。この補助金は感染するリスクが高い患者との接触を伴う医療従事者等に対して、慰労金等を支給してほしいとの声を受けて、新型コロナウイルス感染症入院患者の治療を行う医療従事者に危険手当を支給する医療機関に対し、その費用を補助する制度です。
 まだまだ感染力・重症化率も高い変異型ウイルスが蔓延している中、この事業が終了すると、一所懸命頑張っている医療従事者等のモチベーションが下がってしまうことが懸念されます。
 もちろん、施設の中には別の財源でこの手当を継続するところもあると思いますが、この補助金が下支えとなり危険手当が継続されていた点は大きく後退してしまいます。
 看護の代表県会議員である福田連盟副会長やあべ俊子衆議院議員とも相談しながら、県当局・県議会へ働きかけをしていく所存です。
 忙しい毎日を過ごしていると、ついそのことをやり遂げることに集中してしまい、さまざまな問題や課題を見逃したり、あきらめたりすることもあると思います。今回は、一人の会員からのメールが発端となり、皆さんの実態をお聞きし、アクションを起こすことになりました。
 結果はどうなるか、わかりませんが、疑問に思ったことやこれはおかしいのではと思ったことなど声を届けてほしいと思います。看護と政治は切っても切り離せない関係にあり、人々に寄り添い、向き合っていく看護職であるために、どうぞよろしくお願いします。




8月(葉月)のご挨拶

 連日の猛暑の中、会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。 
 新型コロナウイルス感染症と戦いながら、7月23日からオリンピックが原則無観客で開催されています。また、8月24日からはパラリンピックが開催されます。アスリートの方たちは5年の時を経て、この大会に最高のものを届けるよう努力してこられました。組織運営については諸説あるようですが、アスリートの方たちの努力、忍耐、頑張りにはただただ、敬服です。

 さて、先日(2021.7.22)の山陽新聞“滴一滴”をご紹介いたします。

壇上で政治家が演説に立つ。会場は首長や地方議員、支援者らでぎっしりと埋まる。円形のテーブルがいくつも並び料理や飲み物が次々と運ばれてくる。かつて、よく目にした政治資金パーティーだ。新型コロナウイルス禍で、岡山県内ではめっきり見なくなった。「3密」の典型例で、クラスターでも発生すれば目も当てられないからだろう。今日で衆議院議員の任期満了まで3か月を切った。今年最大の政治決戦となる次期衆院選に向け、菅義偉首相がいつ解散に踏み切るかが焦点になっているが、肝心の選挙ムードは県内でも一向に高まらない。政治資金パーティーに限らず、立候補予定者がコロナで活動の制約を受けているからだ。後援会などの集会、有権者との握手…。どれをとっても3密のいずれかを生む。感染対策に配慮すればこれまで通り、とはいかない。その影響からか、県内の地方選は投票率の過去最低が相次ぐ。集会の自粛などアピールする機会が大幅に減り、関心を高められなかったのが要員の一つとされる。次期衆院選は、コロナに見舞われてから初めて全国規模で争われる選挙となる。報道各社の世論調査で内閣支持率は30%台に低迷し、問われるべき課題は山積している。このまま熱気なく終わらせてはならない。

 この記事に接し、まさに私たち連盟会員にその心意気が問われていると感じました。皆様はいかがお感じになられたでしょうか。
 まだまだ暑い夏が続きますが、お身体ご自愛され、看護の未来に向かってともに前進いたしましょう。




7月(文月)のご挨拶

 会員の皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
 岡山県では6月20日までで緊急事態宣言が解除されました。それと同時に高齢者へのワクチン接種も進み、少し光が見えてきたような気がしてまいりました。とは言うもののインドで発見されたデルタ株による蔓延が今後どうなるのか心配なところです。
 私自身は昨年の7月4日の通常総会で連盟会長に選任されてから、無我夢中で駆け抜けてきました。ご心配をおかけしている点も多々あると思いますが、会員皆様のご協力をいただき何とかやっています。

 7月3日(土)には岡山県看護連盟の通常総会があります。事業計画や予算を審議していただくとともに今年度は連盟規約の全文改正をお諮りする予定です。
 連盟の歴史を振り返ってみますと日本看護協会が選挙のできる政治団体の必要性から、日本看護連盟を1959年に作ったことから始まっています。
 本県連盟は1年後の1960年に日本看護連盟支部として発足しました。2005年度日本看護連盟リフォーム構想により支部から岡山県看護連盟として独立して、日本看護連盟や他の都道府県看護連盟とネットワーク型の組織運営をおこなっています。 
 62年の歴史の中で規約改正を度々重ねてきましたが、今までの改正を踏まえ見直し、全文改正としてお諮りすることにしています。
 今回も密接を避ける観点から、人数制限をした会場参加とズーム参加による方法で開催し、国会議員や知事、首長さんにはビデオメッセージでの来賓ご挨拶をいただきます。
 さて、来年の参議院議員選挙で現職の高階議員が推薦されないという事態に、私たちは大変驚き困惑いたしましたが、たかがい議員の苦渋の決断を、無にしないためしっかりと応援したいと会員の皆様にお声がけをさせていただきました。
 その結果、たくさんの方からご支援をいただくことができました。感謝の念でいっぱいです。お目にかかってご挨拶を申し上げるのが翻意ですが、心からのありがとうをこの場を借りて申し上げます。


6月(水無月)のご挨拶

 今年の梅雨入りは例年より早く岡山地方も梅雨の真っただ中ですが、会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 年々年をとると月日が早く経つと言われたものですが、つい先日、新年の挨拶をしたような気も致しますが、もう6月になりました。
 水無月は6月の異称ですが、和菓子の名前でもあります。6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)に過ぎた半年の汚れをはらい、来る半年の無病息災を願って食べるとあります。外郎の上部に小豆の粒餡を散らしたようなもので三角形に切られて売られることが多いとあります。
 Covid-19による非常事態宣言が岡山県にも5月16日に発出され6月20日まで延長されました。この和菓子「水無月」を食べて無病息災を祈りたい心境です。
 Covid-19の猛威にさらされてはや2年目。看護の役割拡大をはじめとした看護界に対する期待やエールの高まりの反面、労働条件・基礎教育の改善など山積する課題に向き合っていく必要性があります。「届けよう看護の声を!私たちの未来へ」のスローガンのもと今年度の重点方針を「選挙の勝利、力強い組織、成熟・自立した活動」として会員一丸となり取り組んでいくことを7月3日の通常総会で提案いたします。
 大変な毎日が、まだまだ続きますが、決して一人ではない、多くの仲間や政治の世界には私たちの代表者が声を届ける活動に汗を流しています。
 私たちの代表に現場の声を届けるためには、選挙で勝利するという絶対条件をクリアしなければなりません。刻一刻とその時は近づいていますが、Covid-19との戦いを伴う難しい選挙です。SNSの拡散、友人への電話など平素の取り組みを積み上げ、着実に前進してまいりましょう。

5月(皐月)のご挨拶

 新緑の候となりました。
 会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウィーク明けから岡山県でも急激に患者発生が増えてきています。予防対策として3密を避けマスク着用し、手洗い励行を基本に取り組んでいますが、なかなか収束の出口が見つかりません。
 看護職は臨床や福祉施設、公衆衛生等の現場で自らに行動制限を課しながら頑張っています。
 保健所で追跡調査や療養者の経過観察等を担当する保健師の課長の談話が5月10日付山陽新聞に載っていました。休日返上や時間外をしながら山のような業務に取り組んでいる実態にただ、頭の下がる思いで記事を読みました。数知れない様々な職場でも新聞に掲載のような実態があると推測します。
 予防策の要として高齢者のワクチン接種受付が5月10日から始まりました。コールセンター、かかりつけ医療機関への電話予約、インターネットによる予約等の方法案内が送付されていますが、電話はかからず、インターネットもすいすいとはいかないという中、私も含めて高齢者の皆様はずいぶんヤキモキ、イライラしていらっしゃるのではないかと拝察いたします。
 頼みの綱はワクチン接種率の向上というところですが、この接種業務にも看護職に期待がかかっています。役割拡大にもつながるこの期待と認識の高まりにどうこたえていくかが問われています。
 そんな中、あべ俊子・木村やよい衆議院議員、たかがい恵美子・石田まさひろ参議院議員はそれぞれ政務に大活躍中です。
 ご多忙のところ4月18日にあべ先生、たかがい先生を講師にお迎えし看護政策セミナーを開催いたしました。現場の実態や課題を共に考える時間をセミナー後に設けて意見交換をし、看護の未来をともに考えていこうと確認しあった次第です。
 大変な毎日が、まだまだ続きますが、決して一人ではない、多くの仲間や政治の世界には代表者が活躍しています。声を上げて前を向いて進んでまいりましょう。
 お気づきのこと等がありましたら岡山県看護連盟に声をお届けください。お待ちしています。



4月(卯月)のご挨拶

江尻顧問、おめでとうございます!
 さくら、桃、雪柳、木蓮、チューリップ等々まさに百花繚乱の季節となりました。
 会員の皆様には新型コロナウイルスと向き合って早2年目の春を迎え、日々厳しい環境の下で職務に励んでいらっしゃることに感謝と敬意を申し上げます。
 この1年余り私たちの日常生活は大きく変わりました。感染させない、感染しないことを目的に3密を避け、手洗いを励行し、マスク着用、体温をチェックするなどできることは実行し、ひたすら収束を願ってきました。
 昨年の7月4日、県連盟総会を役員のみで開催して以来、新入会員の研修会は実施できませんでしたが、計画していた会議や研修はズームを中心に進めてまいりました。
 4月は新年度がスタートする月です。新しい仲間を職場に迎え、多忙ななかにも緊張とピリッとした空気の中で勤務をしていらっしゃる方もおられると思います。いろいろな苦労や不自由さを体験してきた私たちは、この経験をとおして獲得した新しい日常生活様式を我がものとして第49回衆議院選挙決戦の年にむけて頑張ろうではありませんか。
 あべ俊子先生は東京と岡山をピストン移動しながら精力的に活動しておられます。SNSも充実しリアルタイムで情報発信がされていますが、皆様見ていらっしゃいますか。是非ご覧いただき拡散してください。
 また、来年の7月には第26回参議院議員選挙があり、髙階恵美子先生も11年の実績を踏まえ自民党政務調査会副会長ほかの役職につかれ、精力的に活動に取り組んでいらっしゃいます。国政に臨んだ当初から掲げた公約の一つである初等教育の少人数制クラスの推進が今般の法改正で実現したとの活動報告が4月1日付で届きました。
 人生100年時代をだれもが自分らしく尊厳を保ちながら生活していくためにどうしたらよいのかを看護の視点から提言できる看護の代表者を国政に送るため今年度も仲間と一緒に頑張りましょう。



3月(弥生)のご挨拶

 会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 早いもので弥生3月を迎え、野に山に春の気配が満ち溢れ躍動の始まりを感じさせる頃となりました。
 今年は統一地方選挙で首長や市会議員、国政選挙として衆議院議員の選挙があります。
 コロナ禍で苦しんだ昨年に引き続き現在も気が抜けない状態ではありますが、ワクチン接種に期待が寄せられ、看護職はワクチン接種にも大きな役割を果たすことを求められています。
これからの世界を考えると、経済成長が鈍化し、少子高齢多死社会が進展する中で、看護職は様々な現場で人々の自然治癒力を引き出し、生きる希望と力を創り、生涯にわたり尊厳をもって輝く人生を送れるよう支援するという大きな役割を果たしていかなければなりません。そのためには看護の課題解決を仲間とともに進めなければなりません。
 看護連盟は、少しでも看護をよくしたい、いい看護ができる環境にしたいと願う一人一人が集い、心を一つに政治活動を続けている団体です。
 春の息吹を背に受け、私たちの代表を国政に地方政治に届ける活動をさあ進めましょう。



2月(如月)のご挨拶

 三寒四温の季節となりました。この前お正月を迎えたと思う間もなく早、如月を迎えました。会員の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 コロナ感染症の第3波と戦う皆様に心からの感謝と敬意を表します。
 さて、節分を過ぎると国家試験、卒業、就職と一気に春のあわただしい季節がやって来ます。
 厚労省の令和3年度予算に、新型コロナで実習できなかった新人看護師向けの研修が卒後フォローアップ研修事業として予算化されています。コロナウイルス感染症の拡大に伴う看護基礎教育の臨地実習の経験不足を補うことで新人看護職員のリアリテイショックの軽減や早期離職防止を図ることを目的とするものですが、実習施設は看護学校になっているため、実際にはどのような対応になるのか、実施体制はとれるのか等々思いながら県に問い合わせたところ、岡山県は当初予算には計上していないとのことでした。
 この4月新人を受け入れる職場では、従来通りの新人研修にプラスアルファの研修が必要かどうかを見極め、新人育成をしていくことになります。手探りと言ってもいいような状況となることも想定されますが、現場の声をしっかりとお聞かせ願いたいと思います。
 2月15日には協会役員とともに看護議員連盟の皆さんと懇談会を持ち、現場の声を届ける予定にしています。これからも国会議員や地方議員とのチャンネルを持っている看護連盟は、今起きている看護の課題を政治の場に届け会員一丸となって社会保障人材の確保・定着に取り組んでいきたいと思います。

新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様はどこでどのような新年をお迎えだったでしょうか。ベッドサイドで新しい年を迎えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 昨年、岡山県は12月21日に医療非常事態宣言を出し、医療体制の崩壊を防ぎ、県民の命を守るためさらなる協力を県民に求めました。このように緊迫した年末年始の中、保健、医療、福祉の最前線で頑張っていただいている看護職の皆さんにとって新しい年が、幸いな年となることを祈らずにはいられません。
 今年は丑年、丑は十二支の2番目の干支であることから、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされ、まだ結果を求める時期ではなく、結果につながる道をコツコツと作っていく基礎を積み上げていく時期とされます。今、私たちはコロナ禍の中で試練にさらされていますが、丑年にちなみ着実に歩みを続けていきたいと思います。
 さて、1999年~2005年まで日本看護協会長、2005年日本人で初めて国際看護師協会の会長を務められた現神戸市看護大学学長の南裕子先生が平成11年度中央研修会で看護協会と看護連盟の関係をP・p(ピッピッ)の関係として講演されている内容を紹介したいと思います。
 『P・p(ピッピッ)の関係とは英語の政治PoliticsのPを大文字と小文字の関係で表したものでPを大文字で書くPoliticsは連盟の政党活動です。政党を支持しその中で政治活動をしていく。pを小文字にしたpoliticsは、政治活動の中でもどこかの政党に所属しているわけではなく政策活動をしていく看護協会の活動です。日本看護協会は連盟と違って一つの政党支持を正式に表明することができない組織で、大文字のPの政党活動がなかったら、P・p(ピッピッ)と通じる関係でなかったら、どんなにいい考えをもって素晴らしい政策提言活動をしても、それを政治に乗せて、それを制度にしていく、または財源をつけていくことはできません。それをするのは大きいPの一番大きい役割をしてくださるのは国会議員ですが、その国会議員を支えていく連盟の組織としての力がなければ小さいpはどんなに巨体であっても仕事ができません。』
 日本看護連盟60年の歩み誌に掲載されている内容をお伝えし、改めて連盟活動の意義を胸にしっかりとおき、会員の皆様と供に看護の未来に向けて頑張ることを一年の計にしたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
                                  会 長   井上 純子

12月のごあいさつ

 連盟会員の皆様、こんにちは。
 一向に収束しない新型コロナウイルスは皆様の職場に様々な変化と危機をもたらせていることと思います。
 わが岡山県も10月以降毎日のように感染者が発生しており、これから寒冷・乾燥の季節となり、ウイルスにとっては好環境となります。ウイルスに負けないよう正確な手洗い、3密を避ける、咳エチケットの励行など十分な感染予防をしたうえで看護活動に取り組んでまいりましょう。
 さて、早いもので1年の締めくくりの12月となりました。研修や会議は人数制限のため限られた人数しか参加していただけない状態に頭を悩ませておりました。
 中国、武漢で最初の患者発生があった時から1年、日本では2月頃から休校をはじめとする様々なコロナ対策が打ち出され始めた時を起点とすると9か月。この9か月の間にいろいろありました。
 人権問題もあり看護職もつらい思いをした方もおられます。その反面、世間に看護職の必要性・重要性を認識していただく機会ともなりました。そして会議や研修も集合形式のみから、遠隔で行う方法を徐々に身に着け、使いこなせるようになってきました。
 4月には危険手当の支給、看護職がやむを得ずホテル等に宿泊した場合の宿泊費補助、妊娠中の看護職員の休業に伴う代替え職員雇用の場合の賃金等に関する補助金支給の3点を協会・連盟で県知事、県議会へ要望をしました。この要望活動は全国一斉に連盟・協会が足並みをそろえ行った結果、慰労金の支給などの結果につながりました。
 11月12日には例年通り自民党県議団に全世代型地域包括ケアにおける看護提供体制の構築と推進、新型コロナウイルス対策等の実活動を踏まえた体制整備について、看護基礎教育の教育環境の充実の3点について協会とともに陳情いたしました。
 協会員であり連盟会員である私たちは看護の質の向上とともに看護に関する課題や問題点を制度として変えていくために国会や地方議会へ私たちの代表を送る活動をしています。
 衆議院選挙が1月にあるのか、任期満了の10月になるのかまだわかりませんが、まずは後援会名簿を確実に作成することから始めていくようお願いします。選挙というと嫌なイメージを持つ方もおられますが、看護の未来を私たちの代表に託す活動です。皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 これから歳末に向かいあわただしい日々が続くと思いますが、体調管理をしっかりして乗り切っていきましょう。

11月のごあいさつ

 連盟会員の皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
 日頃より看護連盟活動にご理解ご協力をいただき感謝申しあげます。
 秋も深まってまいりましたが、コロナの収束はまだまだ見通せない状況のもと、新生活習慣が根付き、アフターコロナに向けての検討もされていることと思います。
 そのような中、10月21日付の山陽新聞「5~7月妊娠届11%下落」という見出しに驚きました。記事の内容は全国の自治体が今年5~7月に受理した妊娠届の件数が、前年同月比11.4%、2万6,331件のマイナスになったことが厚生労働省の集計で明らかになったというものです。背景には新型コロナウイルス感染拡大による雇用情勢や出産環境の悪化が影響していると見られ、来年の出生数は70万人台となる可能性もあるとのこと。2016年に初めて出生数が100万人を割り込み、昨年は86万5千人と減少傾向が続く中、将来の働き手や社会保障制度の支え手が細ることにつながっていく大変な事態になりそうです。
 岡山県の減少率は20.7%と全国平均より落ち込みが大きく、看護だけでは根本解決はできませんが、私たちにできる対策を考えていく必要性を感じました。
 出産をめぐっては感染防止のため立ち合い出産や見舞が制限され、里帰り出産も難しくなっている中で、看護職が妊産婦や子育て世代の不安の解消や安心安全な産前産後をいかにサポートできるかについて、心を砕いていく必要があります。
 同時に連盟会員は現場で起こっている様々な現象にアンテナを高く張り、政策提言を実行できる代議士を国会や地方議会に送り、制度を見直し、新たに制度を作る等で、持続可能な社会保障制度の構築に貢献していきたいと考えます。
 

10月のごあいさつ

 連盟会員の皆様、こんにちは。
 ようやく過ごしやすい季節となってきました。看護の現場で毎日頑張っておられることと思います。
 連盟の活動もリモートを活用した会議や研修を皆様のご協力のもと実施しています。集合形式から分散形式へと方法を変化させながら前進しています。是非ホームページもご覧ください。
 さて、今年の中秋の名月は10月1日、翌2日は満月です。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあり、中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。また、今年は10月31日に2回目の満月があります。月光の持つパワーは静かで深いものがあるといわれます。しっかりムーンライトを浴びエネルギーチャージをしたいと思います。
 
 8月28日、安倍首相の突然の退任発表から約1か月余り。菅政権が発足して新内閣の顔ぶれも決まりました。
 あべ俊子衆議院議員は衆議院外務委員会委員長、高階恵美子参議院議員は自民党政務調査会副会長、石田まさひろ参議院議員は参議員厚生労働委員会筆頭理事・国会対策副委員長、木村やよい衆議院議員は自民党副幹事長といずれも要職につかれ、今後ますますご活躍されることを期待しています。
 
 話は変わりますが、今は亡きケネディ大統領は訪日に際し、日本の偉人について記者から質問され「上杉鷹山」の名を挙げられました。ほとんどの人がその名を知らずざわついたというエピソードを何かの記事で昔読んだことがあります。今回菅総理大臣は「自助・共助・公助」の大切さを訴えられました。このことは米沢藩の改革者として名高い上杉鷹山が唱えたもので、秋田県出身の菅総理は昔からその教えに親しんでおられたのかと勝手に思ったりしました。
 
 看護に従事する私たちも「自助・共助・公助」の持つ意味を改めて問い直し、明日へ向けて頑張っていきたいと思います。
 

9月のごあいさつ

 アメリカ大統領選挙が今年11月に迫り、8月17日から民主党大会が、8月24日から共和党大会が開催されました。この全国党大会は一般有権者にアピールする重要な場ですが、新型コロナウイルスの関係で史上初のオンライン開催となっており、このバーチャル形態が有権者や投票率にどのような影響を及ぼすのか注目を集めています。
 私達の連盟活動も今まで取り組んでいたようにはいかなくなってきています。アメリカ大統領選挙のようにオンライン中心とならざるを得ない現状の中、一人一人の胸に届き、絆を深めるための知恵と工夫が求められています。と言うもののなかなかいい知恵が浮かばず苦しい思いがしているこの頃です。
 さて、今年はアメリカ女性が1920年8月18日に参政権を勝ち取ってちょうど100年になる記念の年ということです。自由の国アメリカでもまだ100年なのかというのが正直な感想です。我が国はアメリカに遅れること25年、75年前の終戦の年に獲得しました。先人が苦労して勝ち取った参政権は2016(平成28)年には18歳以上の国民に選挙権が与えられるようになりました。この権利を正しく使い国民生活の向上、そして看護の発展に貢献できるよう会員の皆様とともに頑張りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

8月のごあいさつ

 今年の夏は、いつもと違っています。7月に台風が1回も発生しなかった、梅雨明けがとても遅かった、子どもたちの夏休みがとても短くなった、等々。コロナウイルス感染症が私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしています。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。梅雨が明けた途端、クラッと来るような猛暑に悩まされる毎日。今年は土曜のウナギの日が2度ある年回りなので、しっかり食べてスタミナを補充したいものです。
 7月30日に施設代表者会議を3密を避け(少人数とし距離を取る)午前・午後の部に分け開催しました。県役員・支部役員・支部長の皆様に集まっていただく役員会は参加人数の関係で、どうしても3密になってしまうため書面会議を中心としています。フェイスtoフェイスであれば直ぐに伝わることも、書面では歯がゆい思いがしますが、現在の状況下ではとてもかないません。
 年間予定は立てているものの、コロナウイルス感染状況により変更を余儀なくされる可能性大です。皆様にご迷惑と混乱をもたらすことがあるかもしれませんがどうぞお許しください。そして遠慮なく事務局へお問い合わせください。リモートでどこまでできるかについても検討していきます。ご意見、提案大歓迎です。一緒に新しい絆を創る方法を考えていきましょう。

初めまして

 九州地方をはじめとした集中豪雨による被害報道に心を痛めながら、真備を中心とした西日本豪雨災害に心を馳せた会員の方もたくさんいらっしゃることと思います。まだまだ復興道半ばですが、新たな被災地の方が過酷な復興への道のりをたどることになるのかと想像するだけで、暗澹たる思いにとらわれます。そんななか、青年部のナースがDマットの一員として被災地へ出向くことを知り、ナースの仕事の限りない可能性に希望を感じました。
 さて、新型コロナウイルス感染症予防のためソーシャルデイスタンスをはじめとした新しい生活様式の定着が模索される中、7月4日土曜日岡山県看護連盟総会が開催され、粛々と議事が進行されました。第6号議案として提出された役員選出の承認を受け、新たに7月6日から会長として就任いたしました。
 災害は忘れたころにやってくるのではなく、常に身近にあるといってもよい現状の中で、私たち看護職がそのことに向き合い、感じ、取り組んでいる事柄を政策決定機関に届け、活かす活動が大変重要となっています。一人でも多くの看護の仲間とともに活動を進めていきたいと思います。
 足掛け12年の長期にわたり看護連盟をリードしていただいた江尻美惠子前会長の後任として不安な気持ちを抱えながらですが、頑張ります。会員・関係機関・関係団体の皆様のご協力とご支援をよろしくお願いします。
 
                                  会 長   井上 純子
 
 
                                               
 

前 江尻会長 (現 江尻顧問) バックナンバー

6月のごあいさつ

 新型コロナウイルス感染症予防対策を続けながらの緊急事態宣言解除となりました。
 現場の看護職の皆様には、感染防止対策用物品が不足する中、懸命に看護にあたっていただき感謝申し上げます。
 社会では医療職.看護職に感謝を表す行動をとって下さる方々に心が癒されました。一方ではSNSによる誹謗中傷、子供のいじめ、保育拒否など心が折れることが続きました。
 6月1日、自民党本部で、デジタル社会推進特別委員会のインターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策プロジェクトチームの初会合が行われました。日本看護連盟大島会長は対象事例を集め特別委員会に現場の声を届け発言されました。
 新型コロナ感染症の急速な拡大で院内感染防止対策、予定手術の延期、風評被害による外来・入院患者数の激減による経営への影響など、医療職のみならず、国民が安全に安心して暮らせるよう、政策につなげることができると期待しています。
 やっと社会生活が動き始めました。学校へ向かう子供たちはマスクをしっかりかけて登校していますが、これから夏本番です。マスク着用による熱中症にも注意を払いながらの生活になります。
  1月以降私たちのライフスタイルは、変化してきました。看護連盟では、3密を避けるため、県・支部役員合同会議は書面会議にするなど会議や集会のスタイルが感染防止対策に対応しています。
 令和2年度の総会は、最終的には再縮小し45人規模で開催することになりました。来賓の参加もなく議案の審議のみになります。例年に比べると一寸寂しい総会になりますが、令和2年度の活発な活動につなげるよう、ご審議よろしくお願いします。
 令和2年からは、ネット社会がさらに進展し、人と対面する機会が減ると思われます。今までと違ったコミュニケーションスタイルが考えられるでしょうね。
 今回が最後の会長の部屋になりました。計画通りに掲載できませんでしたが、支えていただきありがとうございました。
 新会長と共に新しい会長の部屋を盛り上げてください。

「一般社団法人DAGASHIで世界を笑顔にする会」からの贈り物

「新型コロナウイルスの最前線で頑張っておられる医療従事者の皆様へ」ということで、一般社団法人DAGASHIから5月1日(金)に駄菓子が届けられました。
全国のメーカーから寄せられたスナック菓子などおよそ2万個が秋山秀行代表理事の手から岡山県看護協会会長・連盟会長に手渡されました。
「大変な現場で闘っている皆さんに少しでもやさしい気持ちが届き、いち早く笑顔になれますよう、一緒に乗り越えていきましょう!!」のメッセージとともに届きました。岡山市内周辺の医療機関で働く看護師に贈られるということです。
新型コロナウイルス感染拡大で心が折れそうな看護職・・・
医療看護の最前線で働いている私たちや子どもたちに感謝を込めた「だがし」をプレゼントしていただき、ホッコリとした心持ちよい気分になりました。
皆様方のお気持ちを笑顔で受け取らせていただきました。笑顔がコロナを封じ込めてくれますように!
 
寄贈日時  2020年5月1日(金) 10:00~
場  所  岡山県看護協会駐車場
概  要  贈呈式 当日17施設
      (駄菓子2万個 笑顔の写真 応援メッセージ寄贈)

子供たちからのメッセージも届きました

令和2年 3月のごあいさつ。

 新型コロナウィルス感染拡大により、世界中が森閑とさせられています。昨晩、小池東京都知事は緊急記者会見で「何もしなければロックダウン」に。
 このままでは「首都封鎖」になりかねません。新型コロナウイルス感染者の急増を受け、「重大局面」との危機感を表明しました。26、27日の自宅勤務や週末外出自粛を呼びかけていました。東京で感染爆発が起きれば、社会・経済への影響は計り知れないと思います。小池知事はさらに感染予防対策として、3密を提唱しました。
 3密とは密閉した場所、密集する場所、密接した会話等を避けることにより、感染リスクを下げることができます。
 町から子供たちの姿が消え、いつもの活気と喧騒がありません。通勤中の人は大きなマスクをかけ足早に去って行っている様子です。そのマスクさえも不足しています。薬局から手洗い用アルコールも消えたままでいつ入荷の見通しも立っていない状況です。
 看護連盟では感染対策として会議の縮小、換気をする、机、マイクのアルコール消毒、入室人数数を減らし人との接触を抑える、体温チエック(37,5℃以下)、入室時の手指消毒を励行して、安心して会議に出席できる環境を整えています。
 年度末の大切な時期であり、会員の皆様には、体調管理に留意され、新型コロナウィルスに負けないでください。
 
 3月は卒業式のシーズン、臨時休校のため、生徒と先生だけの手作り卒業式のニュースなどが報道されほほえましく、先生と生徒の絆が太く強くなったような気がしました。

 3月19日は看護師国家試験の合格発表がありました。看護師の合格率は94.7%(58,514人)でした。保健師は7,537人、助産師は2,093人が合格されました。おめでとうございます。新型ウィルス感染対策の真っただ中に入職し、戸惑うことも多いかもしれませんが、自分らしさを大切にチームの一員として歩みを進めてください。新しい看護職として成長してください。
 
 健康に留意され、看護職として今立っている場所を大切に活躍してくださいね。
 看護連盟では皆さんが笑顔で働けるように現場の声を集めています。届けてください。皆さんの声を!

令和2年 1月のごあいさつ。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平成から令和へと希望に満ちた新しい年が明けました。
今年はネズミ年です。少子の年に終わりを告げ、出生数が増え、地域に子供の声がする時代にと期待しています。
近未来にそうなればと私の願望です。しかし、出産、子育てを取り巻く環境は変化しています。産後鬱の増加に対して、産後ケアが必要と言われていました。若い世代が子育てに喜びや生きがいが感じられることが望まれています。
看護協会・看護連盟が要望していた産後ケア事業でした。11月26日に法案が可決され、今年度から実施になります。産後ケア事業が制度化されたのは朗報です。
産後の育児不安やストレスに対して助産師等が直接ケアを提供できるシステムは、若いお母さんにとってどんなにか心強いことでしょう。
看護職にとっても産前~産後と関わりケアすることで、母子間の愛着形成や命の尊さについて考えるきっかけとなると思います。
そして、看護職のやりがい・生きがいにつながると思います。今回の制度がしっかり活用されることを願います。
さて、今年は衆議院議員選挙が行われる可能性があります。私たちは岡山3区、看護職代表の阿部俊子後援会の組織強化を目指して、準備を進めているところです。
昨年の統一地方選挙、参議院選挙を戦い抜いた実績をばねに、皆様とともに足腰を鍛えながら目標達成しましょう。
看護職が県議に議席を得たことで、訪問看護中の駐車許可、性教育の実情など看護職ならではの質問で、県政に一石を投じてくれました。
これからも頑張ってくれることと思います。皆さんしっかり現場の声を福田県議に伝えましょう。
年頭に当たり、皆様のますますのご活躍、ご健勝を祈念いたします。

10月のごあいさつ。

BBCより
 10月に入り台風18号・19号に続いて大雨により河川が氾濫し、甚大な被害をもたらしました。多くの尊い命が失われ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。そして復興に向けて私たちは手を差し伸べていきましょう。
 天皇陛下が内外に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が22日国事行為として皇居・宮殿で執り行われました。天皇陛下は玉座「高御座」に立ち「日本の新天皇」であることを国内外に向けて宣明しました。
 皇居は朝から雨が降っていましたが、この時間帯は青空が見え、虹がかかっていたそうです。今日の儀式を祝福してくれているようでした。
 令和の時代が平和な御代であってほしいと願う一日でした。
 さて、厚労省が10月16日とりまとめた「看護基礎教育検討会」報告書が公表されました。看護協会は早速報告書に対する日本看護協会の見解をまとめています。看護職を取り巻く状況の変化及び現在の教育実態を踏まえ、将来を担う看護職を養成するための看護基礎教育の内容と方法について検討しています。
 看護基礎教育については、将来を見据えた役割の拡大とより高い能力が求められることから、看護協会は臨床判断能力の強化や地域を視野に入れた教育の充実を訴えてきました。その結果「地域・在宅看護論」などの単位数が引き上げられています。看護師教育の総単位数は97単位から102単位に引き上げられました。
 しかし、2点の課題が残りました。
1.今回の改正案は修業年限3年での最大幅での単位数の引き上げでした。看護基礎教育4年制を実現し、看護に必要とされる能力の獲得に至ったとは言えないと思います。
2.実践能力の向上に不可欠の臨地実習の単位が増加に至らなかった点です。報告書によると実習施設の確保が困難であるとの養成施設からの意見を踏まえ、単位の増加になりませんでした。
 これらの課題については、報告書において「看護基礎教育について修業年限の延長も含めた教育内容および方法の検討の場を早急に設置する必要がある」と明記されました。
 看護協会、看護連盟会員が看護教育4年制の実現のため、これからも政治活動を進展させるようパワーを発揮しましょう。

8月のごあいさつ。

 酷暑お見舞い申し上げます。
 
 7月21日に投開票が行われた第25回参議院議員選挙において、2期目に挑んだ石田まさひろ参議院議員は、189,983票を獲得し、自民党比例代表医療系候補の中でトップ当選を果たしました。

 岡山県の得票数は8,260票と第23回の石田議員の得票数と全く同じ票数で2期目の当選を果たしました。
 この結果は東京都に続いて全国第2位の得票数でした。4月の統一地方選挙に続く大きな選挙でしたが、岡山県看護連盟の力がアピールできた国政選挙結果でした。会員の皆様に晴れやかな気持ちを添えて、ご報告申し上げます。
 後援会名簿の作成を始め、石田まさひろの名前を広める活動、現場の声を聴く会の活動、選挙期間中の活動などたくさんのご支援ご協力を得ての結果でした。会員の皆様、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
 
 石田議員はこれから6年間、超高齢、少子化社会の医療・介護・福祉等の課題に向き合って下さると期待しています。働きかた改革も含めて、課題の多い看護職の環境ですが、現場の声をしっかり伝え、大きな声として国政に届けていきましょう。
 石田先生が大事にしている事、それは「今日もいい看護ができた」と思えることです。ベッドサイドの小さな声をしっかり聴きとる力、集める力、データにする力、届ける力です。
 
 これからの看護の場は多岐にわたります。地域包括ケアはますます進み、暮らしを支える看護が求められています。
 このような地域の方のケアニーズに応えるために、私たち自身がもっと声を出し、看護の役割を社会にアピールしていくことの必要性を改めて感じております。現在、看護協会とともに勧めているNursing Nowのキャンペーンは、看護の使命・役割を社会に認知していただく絶好の機会です.地域の方のニーズに応えられるよう石田、たかがい、あべ、木村議員たちと明るい、やりがいのある看護現場を目指して、これからも連盟活動を進めて行きましょう。

 草間会長、佐藤副会長、榮木幹事長の3人が2期6年間の任期を経て、6月で退任されました。衆議院、参議院の選挙を勝利に導かれ、本当にお疲れ様でした。これからも温かく看護連盟をご指導ください。ご健康に気を付けられ、終生ご活躍ください。

7月のごあいさつ。

 昨年の7月は、西日本豪雨災害が発生し、特に被害の大きかった倉敷市真備町、総社市などでは追悼式が行われ、
犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被災した町の復興を誓いました。
 改めて災害に備えることの大切さ、命の安全を守る行動を起こすことの大切さを実感しました。
地域の復興にはまだ時間がかかりますが、前に向かって進んでいらっしゃる皆様に寄り添っていきましょう。
 さて、参議院議員選挙が7月4日に公示され、はや1週間です。会員の皆様にはボランティア活動をお願いして協力をいただいています。
 「石田まさひろ」は、「看護の力で日本を元気にする」を目標に掲げ。全国各地を元気いっぱい廻り、力強い励ましをいただいていると思います。
 岡山には9日(火曜日)午後4と12日~13日に選挙カーが県内を巡行します。倉敷と岡山では、国会議員、県議会議員の先生方からの激励の街頭演説会を計画しています。お近くに選挙カーが参りましたら、「がんばれよ!」の気持ちを込めた声掛けと手ふりをお願いいたします。
 1期 6年の実績を持つ「石田まさひろ」です。新しい力を発揮して、皆さんの期待に応えてくれるものと確信しています。
 会員の皆さん、必ず投票に行きましょう!岡山県の目標得票数は1万です。達成するためには会員の皆様の投票行動が頼りです。
 投票箱のふたが閉まるまでが選挙です。時間を最後まで有効に使いましょう。そして最後まで温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

~☆~✰  副大臣ご就任おめでとうございます  ✰~☆~ 10月

 
 
 あべ先生、たかがい先生副大臣ご就任おめでとうございます。看護界にとってうれしい限りです。
 あべ先生は農林水産副大臣をへて、今回は外務副大臣の重責を担われます。これからは重要な外交課題に取り組み力を発揮されることと期待しています。
 担当はアジアと聞いています。ますます忙しくなると思いますが、健康に気を付けられ、ご活躍ください。
 選挙区に帰る機会が減るでしょうが、岡山県の連盟会員がしっかり支えていきましょう!
 たかがい先生は厚生労働副大臣、看護職議員の力を最も発揮できる役職に、遺憾なく取り組んでいかれるものと期待しています。
 16日、日本看護連盟会長達と両大臣室を表敬訪問しました。新大臣の顔は生き生きと輝いていたのが印象に残っています。新たな役割にチャレンジするという決意の表れだったように思えました。看護が抱える問題解決に向けて活躍されると期待を寄せています。
 

~☆~✰ 福田つかささん ✰~☆~

10月14日(日)福田つかさ後援会発会式並びに事務所開所式があいさわ一郎衆議院議員をはじめ多くのご来賓の方をお迎えし盛大に行われました。
会員の皆様にはご協力ありがとうございました。

福田つかささんの挨拶は“生きる”を支えるを5つの視点から政策を語り、誠実さを感じました。
今日、後援会が正式に立ち上がった事を示すことができました。

これからは気持ちを新たに、後援会組織の強化・拡大に向けて更なる活動を進めて参ります。

皆様方のなお一層のご支援ご協力をお願いいたします。
 
後援会事務所は11月1日にオープンします。
ぜひお立ち寄りください。
 
          〒700-0086
          住 所 岡山市北区津島西坂2丁目5-7
          電 話  086-236-8815
          FAX  086-236-8835

~☆~✰  残暑お見舞い申し上げます  ✰~☆~ 8月

 
 残暑お見舞い申し上げます。西日本集中豪雨で被災された皆様には、元通りの生活が戻って来るのか不安で一杯だろうとお察しいたします。日本看護連盟、全国の看護連盟の皆様から暖かい義援金をお送りいただきありがとうございました。感謝申し上げます。
 避難生活が長引くにつれ、環境変化等による災害関連死、肺炎・破傷風などの感染症の発症も心配されています。この猛暑の中で復興にむけ頑張っていらっしゃる多くの看護職の姿に出会いました。ストレスの多い被災現場で働く方々にメンタルヘルスの手を届けなければとの思いが強くなってきました。これからの災害看護には、専門性の高い認定看護師、専門看護師などの活躍が求められるのではと思います。私たちは、何よりも被災地の声にしっかり耳を傾け行動していきたいと思います。
 さて、7月27日(金)午前中、高階恵美子参議院議員が、8月8日(水)午後木村弥生衆議院議員が視察に訪れました。総社から倉敷市真備町の惨状に対し、制度を活用して被災者の救済を支援するための多くの示唆をいただきました。特に看護学生の実習・学習支援などへの対応でした。介護施設、医療機関の再建に対する公的支援など前に進められるよう国政が方針を示すこと、県・市で対応することなど具対的に教えていただきました。東日本大震災での経験が生かされていると思いました。今回二人の議員に同行し、看護職代表議員の活躍を実感しました。また、ご案内をしていただいた倉敷市市議日向豊氏、総社市役所職員の皆様に感謝申し上げます。看護職には多くの知恵を持った人がいます。看護協会・看護連盟と連携を取り、現場の声が政治に届けられるよう役割をとっていきたいと思います。
 
 平成30年度連盟活動は、役員・施設代表者・個人会員・施設内連絡員会議が終了し本格的に稼働を始めました。国政においては、石田まさひろ参議院議員の後援会活動の強化・拡大することを目標にしています。今それぞれの施設で確実な後援会会員の確認をしていただいていると思います。岡山県看護連盟が掲げる目標会員数にまだ届いていないので新加入への働きかけもお願いいたします。
 岡山県政においては「福田つかさ後援会」入会者を募っています。キャッチフレーズは「生きるを支える」「県政に新風を!」です。30年度総会で看護連盟組織代表の決議以来、本人は精力的に後援会活動、岡山県看護連盟副会長として看護協会ボランティア活動に参加するなど充実した日々を過ごしています。
 しかし、施設訪問、団体訪問、地域訪問、支部研修の講師などこれからが活動の中心となります。 上記の活動を行うには、会員の皆様のご協力・ご支援なくして達成できません。「福田つかさ」の政策を地域に浸透させるにはこれからが本番です。皆様の温かいご協力・ご支援をお願いいたします。

~☆~✰  新年あけましておめでとうございます  ✰~☆~ 1月

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
年の初めに当たり、皆様には今年への夢を膨らませていらっしゃることと思います。健康で目標に向かい生き生きと活躍できる良い年でありますよう祈念いたします。
さて、第48回衆議院議員選挙では看護連盟一丸となり、あべ俊子議員を初めて小選挙区で国政に送ることができました。多くの方々にお支えをいただき、有難うございました。あべ俊子議員は小選挙区当選のパワーを発揮して縦横無尽に活躍しています。
超高齢・少子化がますます進展する中、看護を提供する場所が病院や福祉施設から地域・在宅へと広がっています。そこで日本看護協会は、タグライン・ステートメントを示しました。タグラインは「生きるを、ともに、つくる」です。ステートメントは、「これまで私たちは、ひとりひとりの患者と向き合い、病院看護を中心に、生きる力を引き出す技術を磨いてきました。それはゆるぐことのない誇りです。けれど今変わらなくてはなりません。少子・高齢化、医療費削減、在宅医療の増加により看護の力は病院だけでなく、あらゆる場所で必要とされています。最後まで看続けるためにも。今私たちは『暮らし』というフィールドに立ち、これまでなかった看護のかたちを実現させなければなりません」。と趣旨が述べられています。地域の人々が安心して住み慣れた地域や在宅での生活を選択できるよう、看護職ひとりひとりが考え行動することです。私たちは看護協会のステートメントを胸に刻み、岡山県看護協会としっかりと連携し、看護連盟活動を進めてまいりたいと思います。新しい看護のかたちを確かなものにするために、協会員・連盟会員の皆様のさらなるご支援・ご協力をお願いいたします。

~☆~✰  歳の瀬になりました。  ✰~☆~ 12月

会員の皆様いよいよ師走となり周囲があわただしくなりました。
皇室会議で天皇の生前退位日が平成31年4月30日、新天皇の即位が翌5月1日に決定しました。そして元号が変わります。
昭和生まれの私にとって平成の幕が降りるのはちょっとさみしい気がしています。昭和生まれの皆さんはいかがですか?
さて、巷ではインフルエンザで学級閉鎖のニュースが報道されるようになり、健康管理に気を使っていらっしゃることと思います。
衆議院選挙後、岡山県看護連盟はやっと落ち着きを取り戻しています。今の時期、支部研修が活発に行われています。
衆議院選挙であべ俊子先生がなぜ無所属で出馬しなければならなかったのか、得票結果の分析、後援会活動や、選挙活動の実際、これからの課題をまとめ研修資料にして会員の皆様にお伝えしています。
多くの会員の方が支援活動を思い出しながら熱心に聞いて下さっています。あべ俊子先生は自民党の副幹事長、衆議院においては財務金融委員会理事・予算委員会委員の任に当たっておられます。元気一杯東京と地域を往復されています。
看護問題に対する取り組みは
・新人看護師のリアリティーショック対策
・夜勤看護師の待遇改善(夜勤手当増額)
・医療・看護記録の効率化、簡素化の取り組み
・平成30年診療報酬・介護報酬同時改訂に向けての取り組み
などなど小選挙区当選のパワーを生かして活躍中です。
あべ先生がしっかり活躍できるよう、支えていきましょう!
 
青年部も元気溌剌。12月9日(土)午後からポリナビワークショップがピュアリティまきびで開催されました。200名余の「自称35歳以下の若い会員が集結しました。メインテーマ「夢を語ろう、明日の看護のために!」と熱く語り合いました。石田まさひろ参議院議員の「私たちの声を届けよう!!」の講演も熱気を帯びていました。若者のパワーが館内にみなぎったポリナビでした。

次は参議院選挙です。石田まさひろ氏の後援会活動を活発化させていきます。
役員会議、施設代表者会議、個人会員・OB賛助会員の集いなどを通してご協力いただきますようお願い申し上げます。
何かとお忙しい年末ですが、幸せな新年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。

~☆~✰  小選挙区当選おめでとう  ✰~☆~ 10月

 

バンザ~イ!!

 
衆議院解散し、総選挙は10月10日公示、22日投票が決まり、一気に選挙ムードになりました。
岡山3区阿部俊子議員は今度こそ小選挙区での当選をめざし、地域内でも活発な活動をしてこられました。
第3選挙区支部長で、4期12年間自民党の議席を守ってきただけに小選挙区での公認候補を目指していましたが、岡山県連ではH氏次男が公認を申請したため、党本部に2人の公認決定をゆだねました。日本看護連盟本部では党本部に阿部先生の公認を迫りましたが、結局は2人とも無所属、阿部先生は自民党推薦で選挙戦を戦い、当選した方を追加公認するという厳しいものでした。
私たちには納得のいく決定ではありませんでした。無所属で戦うということは比例復活がないということです。当選しなければ議席を失うという退路のない選挙戦に突入しました。
会員の中にはなぜ無所属なのか、なぜ公認してもらえなかったのか疑問の声が上がっていました。このような決定に無気力・無関心の方向へと意欲が低下するような暗いムードがありました。こうなった以上何が何でも当選させるために全力を尽くそう!3区以外の人は後援会名簿をの掘り起こしや電話作戦などの選挙活動に参加していただきました。
阿部先生が当選後は胸を張って活動できるよう選挙区の候補者の支援もお願いしました。泣いている暇はなく、とにかく前を向いて阿部先生を当選させようとチームの引き締めをはかり活動を続けてまいりました。
日本看護連盟の仲間やOB会員達も応援に駆け付けてこられ、元気をいただきました。
日本看護連盟からは長沢幹事が津山に常駐して連盟本部、選対本部、岡山県看護連盟と情報交換しながら戦略を進めていきました。また草間会長・佐藤副会長、看護協会の福井会長はじめ幹部の方の応援を得て活動を展開することができました。
得票結果は59,488票、第47回より1,841票多く、H氏次男を3,541票引き離し見事に小選挙区で当選を果たしました。
やったー万歳!万歳!万歳を何回行っても気持のよいさわやかで胸のすく万歳でした。
看護連盟会員の皆様、支援者の皆様、施設訪問、地域歩き、事務方のお手伝い、電話作戦、集会、選挙カー同乗、手ふりなど忙しい仕事の合間を縫ってご協力いただき感謝申し上げます。今回の成功体験を糧に今まで以上に阿部先生を支えてまいりましょう。
ご協力・ご支援本当にありがとうございました。
           

~☆~✰  実りの秋  ✰~☆~ 9月

 猛暑日続きの夏もやっと終わりを告げ、涼風を感じる今日この頃です。棚田の稲穂は黄金色に染まり豊かな実りの秋となりました。
 9月4日、秋篠宮家眞子様と小室圭さんのご婚約内定の記者会見は、仲睦まじくうれしそうな様子が伝わりお祝い申し上げます。
 9月1日は防災の日。全国各地で防災訓練が行われました。訓練に参加した会員の方もいらっしゃると思います。
自然災害の多い日本です。災害看護はますます重要になってくると思います。看護師に求められる役割は年々拡大しています。
国民のニーズに応えていくためには、看護基礎教育の充実は待ったなしの状況だと思います。
 
 看護職代表議員の活躍で新しい教育制度が実現してほしいものです。看護連盟は代表議員が活躍しやす環境を整えるようパワーをアップしていきましょう!
さて、「石田まさひろを応援する会」の活動状況をお伝えします。8月18日金曜日、午後から来岡され、倉敷地区の施設9か所を訪問しました。どの施設も準備万端でたくさんの「現場の声」をいただきました。
石田議員は一つ一つにコメントをされました。終わりには会員一人一人と握手して石田議員の思いを伝えるチャンスとしました。
 
 夕方からは「現場の声を届ける会」を倉敷国際ホテルで開催しました。倉敷5支部、井笠・新見・高梁支部の会員65名が参加しました、各支部から「現場の声」を伝え、それに対する石田議員の政策、課題など意見交換ました。
石田議員を励ます歌や最後まで走りゴールでのテープカットの演出もあり和やかなうちに終わることができました。会員皆様のご協力で会の目的は達成できたと思います。これから県東・県北の地域でも集会を行うよう調整していきます。
これから「石田まさひろを応援する会」への入会や連盟会員増に向けた施設訪問を支部・県役員の皆様と一緒に進めていきましょう!
 9月は29年度の折り返し点です。後半に成果が見えたら達成感が生まれますね。
 
 あべ俊子先生について一言。先生は自由民主党副幹事長として公務でお忙しい中、ミニ研修、支援者・支援企業訪問、地域の行事に参加されています。
その間には他府県看護連盟の研修会講師等引き受けていらっしゃいます。あべ先生の強い思いを実現させるには、岡山県看護連盟一丸となって活動することが何より大事です。
さしあたっては、自民党会員を増やすこと、ミニ研修を通して若い世代にあべ先生の応援をしてもらうこと。あべ俊子後援会に入会することの3つです。
よろしくお願いします。

~☆~✰ 暑中お見舞い申し上げます ✰~☆~  8月

 猛暑日が続く今日この頃ですが、会員の皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?夜勤明けにはあまりの猛暑に不眠が続いたりして体調を崩されていないでしょうか?案じられます。
 暑さにもめげず看護連盟の行事は順調に進捗しております。支部研修も今年はスタートが早く、多くの方に参加していただいているようで、役員の皆様の熱意と行動力に感謝しています。多くの仲間に看護連盟の役割が伝わったと思います。
 岡山県主催の施設代表者・施設内連絡員・個人会員・役員合同会議並びに石田昌宏参議院議員を迎えての研修会を開催しました。会員178名が出席いたしました。会議では29年度の重点方針である組織の強化・拡大にむけて施設の協力をお願いしました。
 研修会のテーマは「人づくり 地域づくり これからの医療・福祉」~看護の身近に政治があります~と題して石田議員が熱演されました。高齢社会にふさわしい地域づくりとは、最後まで自分は「社会に貢献している」と思える仕組みが大切だと実感しました。その仕組みづくりには看護の視点が重要で積極的に参画していかなければと思いました。私達は近い将来AIの活用を含めて看護を実践するようになるだろう。新しい時代に向けた人材育成は重要なテーマだと思いました。看護診断、看護計画はAIでできるようになるかな?しかし、手の温もりを伝えられる看護、患者様を見護り、思いを聴き、思いに寄り添うことのできる看護は人間しかできませんね。
そんな看護師を目指して生涯を過ごしたいですね。

~☆~✰ 総会が終わりました ✰~☆~  7月

 九州の豪雨災害で犠牲になられた皆様、心よりご冥福をお祈りいたします。また被災されました皆様にはお見舞い申し上げ、一日も早い復興に向けてご支援いたします。
 さて、6月24日は岡山県看護連盟総会を岡山コンベンションホールで行いました。日本看護連盟から長沢常任幹事をお迎えしました。開会式には伊原木知事、加藤大臣、岡山県選出国会議員、市長、県議会議員、団体・企業の皆様など57名のご来賓の皆様にご臨席賜り盛会裏に行うことができました。超高齢・少子時代の地域包括ケアの充実にむけ、看護職への期待が現れたメッセージをいただき、身の引き締まる思いがいたしました。
 総会ではまず、28年度事業の活動報告を行い承認されました。29年度活動の重点方針は1.力強い組織の醸成 2.成熟・自律した活動を挙げました。
 重点方針に基づき重点事業、活動の目標、目標を達成するための方法手段について、執行部が説明しました。特に、会員の政治的発達を促し、看護と政治のつながりについて理解できる会員を育成することにより、投票行動ができると考え重点事業の柱にしています。
 活動計画案、予算案についてもすべて承認されました。
29年度新役員とともに看護連盟活動を活性化していきたいと思います。会員皆様のさらなるご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
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岡山県看護連盟
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